2008年12月アーカイブ

12月16〜18日トワエモワ

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トワエモワは1969年「或る日突然」でデビュー。
一般的に言われるフォークとも歌謡曲とも違う独特な存在でした。
そして、現在も歌い継がれる名曲の数々を残して1973年に解散。

トワエモワは、私が当時所属していた「渡辺プロ」の先輩です。
私がデビューした時には白鳥さんはソロ、芥川さんは
「トワエモワ・ファミリー」というグループで活動されていました。

この「トワエモワ・ファミリー」とは幾度か一緒にツアーをした記憶があります。

そして「トワエモワ・ファミリー」解散後、芥川氏は当時の東芝EMIに
ディレクターとして入社。
何と私のグループの担当ディレクターとして配属されました。
が、グループが解散したために1枚のリリースもする事はありませんでした。

その後、芥川さんがファンハウスのディレクター時代に作編曲家として
一緒に仕事をしましたね。

今回のトリビュート・アルバムにも快く参加していただきました。

曲は

「白いサンゴ礁」  ズーニーブー

阿久さんの作詞家活動初期の頃の作品です。
そしてトワエモワのデビュー頃のヒット曲でもあります。

ギターとアレンジはアコギ界の名匠「吉川忠英」氏にお願いしました。
今回のアルバム制作に是非参加して欲しいと思っていましたが
スケジュールがなかなか合わず、やっと実現しました。
今回の「ギタリスト・コレクション」もコンプリートできた感じで
目出度し、目出度し。

レコーディングは12月16日
仮歌を入れるためにトワエモワの二人も参加していただきました。

但し、他のサポートミュージシャンは全く無し。
吉川氏ひとりでのオケ作りになりました。
打ち込み物は一切なし、というのが私からのオーダー。

その結果、一言でいうと「ボサノバ」風味に仕上がりました。
何とも言えない「清涼感あふれる大人のサウンド」とでも言いましょうか
全く原曲とは異なる「白いサンゴ礁」の誕生

そして、トワエモワは18日に新ためて歌入れ

このお二人の創り出すハーモニーは「他に似たものがない」と言えます。
どんな曲でもトワエモワが歌うとトワエモワのものになってしまう。
やはり歌手にとって一番大事な物は「生れもった声質」にあると
改めて思いましたよ。

トワエモワブログ.jpg

12月17日渡辺真知子

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今年9月20日、東京国際フォーラムで「ザ・エターナル・ソングス・コンサート」
が開かれた。
約20名のアーティスト達が「一人一曲」で代表曲を歌う、という内容だった。

そこで渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」を聴いた。
失礼ながら、全く衰えないパワー、歌唱力、そして存在感に驚いた。
正直言って、他の出演者の方達の中には「衰え」を感じる人もいらっしゃいました。

そこで「何が何でも」と思い、今回の「歌鬼2」への御招待となりました。

何回かの打ち合わせを経てレコーディングとなったのですが
その過程で感じた彼女の人柄は「一生懸命」、とても正直で誠実な人。
そして「楽しい人」です。

そして曲は

「もしもピアノが弾けたなら」 西田敏行

彼女に是非!とお願いして歌っていただける事になりました。

アレンジャーでギタリストの小島久政氏は真知子さんとはツーカーの仲
とても賑やかな雰囲気のレコーディング風景です。

アコースティックピアノはウォンさん、チェロは四家(しか)さん。
「最小限の編成で最大の効果を」というのが今回のアルバム創りの
コンセプトでもあります。
素晴らしいメンバーが集まってくれました。
私にとってもウォンさんとは何十年ぶりの再会でもあり懐かしい話題が
いっぱいでしたね。

事前に練習スタジオでリハーサルをしたり、小島氏とデモのやりとりを
した事もあり、あっという間にオーケーテイクが出来上がりました。

西田敏行さんの「もしピ」も素晴らしいけど
渡辺真知子さんの「もしピ」は凄い!

是非、皆様に聴いていただきたい1曲ですよ。

記念撮影480.jpg

左から四家さん、小島さん、渡辺さん、ウォンさん

どうも、ありがとうございました。
新年会やりましょうね。

12月5日尾崎亜美

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尾崎亜美さんの「立ち位置」って微妙ですね。
何が微妙かというと、

「フォーク」?

「ニューミュージック」?

「POP」?

「ロック」?

一言で言えない。全部です。

つまり、それだけ時代を乗り超えてきたアーティストだと言えますよね。

それにシンガーとしての立場だけでなく「作詞家」「作曲家」「編曲家」
「キーボーディスト」としての顔と実績がある。

一言で言うならば「スーパーウーマン」って事ですね。

という訳で今回は12月5日のレコーディングをリポートします。

スタジオは老舗といってもいい「一口坂スタジオ」
ここは私にも思い出がいっぱいあるスタジオです。

そして曲は

「きりきり舞い」 山本リンダ

多分、「エ〜!」と思う人と「なるほど、やっぱりね」と思う人
半分ずつ位かなと思います。

打ち合わせで何曲か提案して選んでいただいたのですが
私は「なるほど、やっぱりね」と思いましたよ(笑)

レコーディング・メンバーが凄い
旦那さんの小原 礼(ベース)、屋敷豪太さん(ドラム)、
是永巧一さん(ギター)、キーボードは勿論尾崎亜美さん
さすが時代を超えてきた尾崎亜美さんならではの仲間が、亜美さんを
サポートしています。

「きりきり舞い」という曲は当時にしては「先を行ってた」曲だと思います。
特にサウンド面に関しては今でも通用するくらいオシャレですね。

その事もあってメンバーも大乗り気。
原曲のイメージを残す方向でレコーディングする、という設計図になりました。

亜美さんは「きりきり舞い」の歌詞が大変お気に入り
特に「女王様目線で描かれている」内容が御自分の中に無い世界である事、
まあ「自分には書けない、書けない」という事が理由だそうです。

この曲を「無茶苦茶、可愛く歌いたい」というのが、今回の選曲の動機です。

和気藹々で進むレコーディングは、あっという間でした。
是非聴いてください。
お宝の1曲がまた完成して、宝箱に入れました。

記念写真を撮り忘れてしまいました。残念!
キュートでチャーミングな尾崎亜美さん、ありがとう。

阿久悠氏の肖像画

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阿久悠480.jpg

このブログの表紙の中に1枚の画が使われている。

阿久悠氏の肖像画。タイトルは「風の記憶」

私の古い友人で画家の「戸田勝久」さんにお願いして描いて頂いたものです。

戸田さんは、今から三十数年前、私がアマチュアバンドをやっていた頃の
バンド仲間です。

彼は別のグループでギター&ボーカルを担当していて、地元のフォークサークル
の仲間でした。

ひょんな事から彼が画家になってるという事を知り、半ば「無理矢理」に
阿久さんの肖像画を描いていただきました。
無理矢理。というのは、彼の作品の中にはほとんど人物画がありません。

普通、プロというものは、自分の作風以外の事はあまりやりたくないもの
なのですが、私のお願いを聞いていただきました。

戸田勝久としての本来の作品は

http://www.rainy-blue.com/todapicsmokuji.htm

等のHPで紹介されています。
素晴らしいの一言ですね。
私は、彼がギター少年だった頃の印象しかなかったもので正直驚いた

その彼が東京で個展を開くという事で、是非皆様に知っていただきたいと
思った次第です

戸田480.jpg

いよいよ12月

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12月4日

月が変わって最初のレコーディングはこの人。

杉田二郎

私にとって「憧れの人」です。
高校のアマチュアバンド時代は「杉田二郎のコピー」にハマってました。
ギターの持ち方、弾き方、歌い方、喋り方、全てをマネてましたね。
マネ出来なかったのが「足の長さ」
オシリがキュっと上がってて、足が長い。
確かストライプのパンツ(というか当時はパンタロンなんて言ってた)を
かっこ良く決めてましたね。

その杉田さんも、遂に還暦になられました。

今回歌って頂くのは

「五番街のマリーへ」  高橋真理子

そしてギターは前回、あがた森魚さんのレコーディングでも弾いていただいた
中川イサトさんです。
今回はアレンジもお願いいたしました。

このレコーディングに限っては、これ以上説明するのは止めましょう。
編成とかネタばらしするよりも、是非聴いていただきたい。

高橋真理子さんの「五番街のマリーへ」は勿論素晴らしいですが
杉田さんの「五番街のマリーへ」は、この歌の解釈そのものを変えてしまいました。

阿久先生が聴いたら間違いなく驚いて、笑いながら「いいね!」と
言っていただけると信じています。

みんなで記念撮影。


杉田二郎ブログ用_480.jpg

必見、中川イサト氏の特注マーチンギターの内部

イサトギター_480.jpg


BUZZのレコーディング。
覚えてますか?BUZZ(バズ)

ケンとメリー〜愛と風のように〜

のBUZZです。

この曲がヒットした頃からCMのタイアップが注目されるようになりました。
「スカイライン」も売れましたね。むしろ、この車は通称「ケンメリ」と
呼ばれていたように記憶してます。

メンバーの小出氏と東郷氏はスタジオミュージシャンとして活躍されています。
そしてこの度BUZZも再結成?というか再活動開始という事で参加していただきました。

でも選曲が難航しました。
頑固な二人です(笑)
年を重ねると頑固さが増す、というのを実感しましたよ。

そして決まった曲は


「みずいろの手紙」


あべ静江さんの曲ですね

「お元気ですか・・」のセリフで始まる名曲


そういえば、セリフをどうするかでも右往左往
結局、小出さんがやるという事で決着

レコーディングは手慣れたものでハイスピードで進みました。
やはりBUZZといえばコーラス。
BUZZがBUZZであるために必須なのがコーラスです。
今の若いバンドには出来ない「さわやか、かつ色っぽい」コーラスが
入って完成。

楽しみにしていてください。小出氏のセリフもいいですよ。
ライブでも恥ずかしがらずに、セリフを入れてくださいね。

BUZZのHPは

http://www1.odn.ne.jp/togo/


BUZZブログ用_480.jpg

ハワイを現地時間の16日朝8時に飛び立ち9時間ほどのフライトで
成田に到着。
時計は17日のお昼。時差のいたずらで1日損した気分。
「プチ浦島太郎」って感じですね。微妙に時差ボケになってるみたい。

今日は午後から永井龍雲さんのレコーディングがあります。
とりあえず荷物を自宅に放り込んでスタジオへ。成田は遠い。

スタジオは閑静な住宅街の中。ここがスタジオである事を近所の人は
御存知なのかな?

アレンジャーでヴァイオリニストの都留さんのプライベートスタジオです。
天井が高いのに驚いた。やはりヴァイオリンやピアノの収録をメインに
考えられたのかな。

到着した時には、すでにベーシックなオケはかなり完成していました。
チェロを録音し、都留氏のヴァイオリンをダビングし、いよいよ
永井さんのボーカル録音。

曲名を言ってなかったですね。

「雨の慕情」

八代亜紀さんの代表曲です。
この選曲は私が是非!お願いします!という事で実現しました。

軽くリハーサルテイクで永井さんが歌い出すと、この曲はまぎれもなく
「永井龍雲の雨の慕情」になっていました。

本番で歌い込むごとに「しみる歌」になっていきます。

永井さん、ありがとうございました。

終わって記念撮影。


永井ブログ用_480.jpg


安心もあるのか、やはり眠い。
やはり時差ボケは本物のようだ。ハワイは近いと言っても油断禁物です。

KZOOラジオ局

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ラジオ番組といってもタイムテーブルがカッチリした放送ではなさそうだ。
日本の深夜放送のような「ゆる〜い」感じで大下さんの番組はすすんでいる。

そういえば昨日プレゼントした「歌鬼」の中から数曲、レコーディングに向かう
車の中で聞いた。繰り返し聴いてきた歌も、ハワイの景色をバックに流れると
少し違って感じられた。
さっそくオンエアーしてくれた事に感謝。
ところでハワイでも売ってるのかなぁ?と、根本的な問題に気がついた(笑)

番組終了30分前にベッツィ親子が到着。打ち合わせも何もなくブースに入る。
ブースと言っても、大下氏を含め4人が入ったら、満員。
ここだけはアメリカン・サイズじゃなかった。

日本語と英語が入り乱れての内容で、ベッツィ親子はハワイ島での生活や
音楽活動の事を語ってくれた。
日本での活動を強く希望している親子の希望をかなえてあげたいな、なんて
思ってるうちに番組終了。

大下さん、ありがとうございました。
タクシー代わりになって御世話いただいた方々、本当にありがとうございました。

明日の早朝便で日本に帰ります。
あと数時間、ハワイでの自由時間を大事に過ごしましょう。

ブログ用3_480.jpg

小室哲哉事件で一般にも知られるようになったエイベックス・スタジオが
今回のレコーディングの場所になった。勿論、偶然ですけどね。

目の前はマリーナ。水上スキーを楽しんでいる人もいる。
ハワイにいる、という実感が湧いて来た。

ベッツィとエマがやって来た。初めて会う気がしないなあ。
軽く挨拶を交わして、早速レコーディング・スタート。

エマがもの凄く緊張している・・。
訳を聞いたら「生まれて初めての正式なレコーディング」らしい。

無理もない、と思いつつ焦った。限られた時間で録音できるかな?
内心、不安になりつつも、さとられると緊張が増すかも、と思い
余裕の顔で「楽にやろうよ」と声をかける(勿論、英語で)

ピアノレッスンしたり色々と手を尽くした結果、いい感じになってきた。
エンジニアのゲイロード(ゲイの道?)君も笑顔になってきた。
テラスでこっそりタバコを吸う余裕も出て来て、無事終了。

オアフ島に住んでる親戚と会う予定があるという事なので、KZOOラジオ局で
再会する約束をして、とりあえず解散。

一足先にラジオ局に向かう事にした。


ブログ用1_480.jpg


ブログ用2-2_480JPG.jpg

まるで夏休の最終日に宿題をまとめてやってるって感じ。
これはブログとは言えませんね(反省)

今回のアルバム中、唯一の海外レコーディングの巻
アーティストはベッツィ&クリス改めベッツィ&エマ


11月14日成田初でハワイのオアフ島に向かいました。
ヘビースモーカーの私にとって国際便は天敵です。
それにハワイもタバコを吸える場所は限定されてるとか
とにかく飛行機の中では寝るしかない。

今回は現地の日系の方たちに本当に御世話になりました。
感謝、感謝。
チェックインを済ませてスタジオへ。
と言ってもレコーディングスタジオではなく
日系人向けに放送されているラジオ局のスタジオ。

KZOOという名前で呼ばれていて、かなり有名なラジオ局だそうです。
何故ラジオ局へ行ったかというと「歌鬼」のプロモーションの為です。

ハワイには何十万?何百万かな?の日本人、日系人が住んでいます。
その方達にも是非お知らせしたい、というか買っていただきたい、というのが
動機です。
たまたま友人がKZOOのパーソナリティと知り合いだったので
オアフ島に着いたら「とりあえず、いらっしゃい」という言葉に甘える事
にしました。

ラジオ局というからには・・
という想像をはるかに超える小さなラジオ局というか、部屋。
日本でいうならばコミュニティFMですね。スーパーマーケットの
一角にありました。

パーソナリティを勤めているのは大下さんという、おじいちゃん(失礼)
彼一人でやっているわけではなくパーソナリティの一人、という事でした。

15日がベッツィ達のレコーディングなので終了後ラジオ局におじゃまして
生番組に出演させていただく、という話になりました。
お土産に「歌鬼」のサンプル盤を置いて来ましたよ。

続きは明日。このペースじゃ宿題おわりそうにないなあ

大下1.jpg
大下2.jpg

多忙を言い訳にして更新をさぼってました。すみません。

レコーディングが続く中、朗報が舞い込んできました。
ファースト・アルバムの「歌鬼」が今年のレコ大の企画賞を受賞する
事が決まり喜んでいます。

レコ大の部門賞は12月1日に決まるのは知っていたのですが
30日までは内緒なのかな、と思っていたらスポーツ紙や
TBSのHPでも発表されているので堂々と書いてもいいようです。

皆様に評価されて正直に嬉しいですね。
次の「歌鬼2」も来年の企画賞を目指して頑張ります。

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